わたしにとってのニュージーランド

マオリのパートナーと息子とニュージーランド住まいです

男の子育児について

男の子についている、おちんちんの話です。(苦手な方はスルーしてください)

わたしは女なので、おちんちんの事は分かりません。 ですがわたしはお母さんなので、毎日おむつ替えのときなど息子のおちんちんをもちろん見ます。

1年ほど前に母が送ってくれた男の子育児の本に、おちんちんのケアについてのページが沢山のっていました。

それは、仮性包茎に小さいうちからした方が将来的にも衛生的にもいい、と…。

それでですね、一昨日お風呂にいれた時に少し挑戦してみようとふと思ったわけですよ。 で、たぶん いや、たぶんではなくてわたし皮をずらしすぎたみたいで、(その時息子は気にせず遊び続けていました)  その日は特に変化もなく普通に寝ました。

次の日、朝からご機嫌斜めの息子。おむつ替えをする時におちんちんを見たら先の方と中が赤くなっていて、すぐにわたしのせいだ!と気づき、GP(かかりつけ医師)の受付時間と同時に電話をして予約をしました。

担当の医師が当日予約いっぱいのため、他の医師で空いてる時間に無理やり予約を入れてもらいました。

予約が取れたのが午後2時前だったんですが、その時間まで大変でした。おしっこが出るたびに痛がって押さえながら大泣きし常に抱っこしたがって、ご飯を用意するのも抱っこ紐でおんぶしながらでした。(息子14キロくらいなのでなかなかの重さです)

でもわたしのせいなので、本当にごめんねとしか息子に言えませんでした。

時間になり病院に行ってドクターに見てもらいました。(検診で大泣きして暴れて大変でしたが…) 

ドクターには、塗り薬しなくても自然に治る程度だよと言われ、でもワセリンなどをおむつ替えのたびに塗ってあげると、おしっこの時やおむつの中で擦れるのを防げるからいいよと、処方箋を出してもらいました。 

すごく優しい50代くらいの男の先生で、おちんちんのケアについて話してくれました。

子どものおちんちんは年齢とともに自然に剥けやすくなるので特にケアする必要はないとのことです。10代になって興味を持ち始めると自分で処理したりするらしいです。ちなみにわたしのパートナーも一緒に行って話を聞いたんですが、子どもの時はみんな包茎なのが当たり前なのは知らなかったと…。 (同じ男でも子どもの事は分からないもんなんですかね?) 

とりあえず、治るまではいつもよりもおむつ替えをこまめにしてあげることくらいが注意点でした。

家に戻ってからさっそく処方してもらったワセリンを塗ってあげ、それ以降は一切泣かなくなりました。

はあ。一安心です。

わたしの大失態でした。 

そしてわたしが学んだことは、育児本やインターネットの情報には惑わされない方がいいということです。

今思い返せば息子がまだ赤ちゃんだった頃、もう全然寝ないとか、どのくらい離乳食を食べるのが普通なのかとかインターネットで調べたりしたんですが、赤ちゃんはロボットではないしみんな全く違うので、そんな平均を気にしていたのは間違ってました。と今では言えます。

はじめての子で何もかもが初めてで分からない事だらけだったので、余裕がなく自分をさらに育児の沼に追い込んでいた感じです…もう反省点ばかりです。

というか、わたしは姉と兄がいるので、母親に処理すべきかまず話してみてもよかったかな、とも思いますが。 まあ、ずっと前のことなので忘れたと言われそうですが。笑 

子育て。これからも悩み事はつきないと思いますが、息子がいつも健康で笑っていられるように頑張りたいです。(今回泣かせたのは他の誰でもない、わたしですが…)

ドクターが、病院が嫌な場所だと記憶に残らないようにと、こんなもの作って息子にくれた、そんな優しい人でした。 (息子は先生が私たちに話をしてくれている時ずっと遊んでました)

f:id:kitimamma:20201110072023j:image